小さな「自然の学校」空堀川水質調査 東村山市議会議員 大塚恵美子
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2008 年 7 月 26 日    
小さな「自然の学校」空堀川水質調査
〜今年も水辺の調査を〜
26日午前中は、「NPO空堀川に清流をとりもどす会」の協力で、水質調査を行った。
気温は本日も30℃を超える、ふー暑い。「空堀川の会」からは、小林会長と友保さん、東村山・生活者ネット・地域協議会からおとな5人、子ども3人の参加。

第1調査地点として、美住町親水広場から開始。雨が降らない割には水量はまあまあだ。川に入ると小魚の群れがあちこちに見える。この空堀川は、昭和40年に1級河川となり、約10年前に浸水対策として川の流れが変えられると共に、自然型護岸へと姿を変える。その後、遊歩道の整備も進み、いまや川辺の風景として親しまれている。市内では空堀川に「環境基準」が設けられている、と聞く。まずはCODを含む5種類のパックテストを実施。

その後、第2調査地点として、やや上流の浄水橋わくわく広場付近へ移動。ここは、ワンド(魚など水生生物が出入りする人工入江)がつくられ、今や葦など植物が茂りビオトープ化されていて、メダカ(黒メダカ、赤メダカ)の稚魚がたくさん行き来している。この場所では、浄水場と遊歩道の一部を囲い、伐採、剪定した川原の植物を堆積させ、一年かけて堆肥化させる「堆肥場」が東京都とNPOの協力で実現されている。囲いの中に入り、昨日は堆肥の中から蛇が出てきたという堆肥の状況をみる。ふんわりした黒い土状になっている。6月の美住リサイクルショップの祭りの時に、約3tできた堆肥を配ったそうだ。

再び、最初の地点に戻り水生生物の捕獲をする。小林さん、友保さんの実地指導で、網の使い方、魚の採り方を教わり、子どもはすぐに上達し、ドジョウなど次々に捕らえる。水槽に集められた魚は、ドジョウ2種、モツゴ、クチボソ、オイカワ、フナなど。その他小さなザリガニ、ヤゴ、アメンボも捕獲。シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、オハグロトンボ、アオサギも見る。

最後に、府中街道と交差する野口橋付近で取水し、パックテストをする。
2ヵ所の取水、比色、測定値からは、環境基準値6〜8.5の範囲をやや超えたph9の結果が出た。特定の魚きり棲めない環境のようだ。COD(化学的酸素要求量)はどちらも8でやや多めか。アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、りん酸態りんは、2カ所とも同じ値となり、低めである。以前、汚い川として名を馳せた空堀川としては、かなり環境は改善されてきたといえる。


貢献してきたNPOの力は大きく、「空堀川まつり」で川に親しんでもらう他、葦や菖蒲などの植物を植えたり、ワンド・ビオトープつくり、堆肥化など積極的な活動をされてきた。残念なことは、国や都との関係は空堀川を通していい連携がつくれてきたが、市は1級河川のことは、「他人事」のように関心が低いらしい。もったいない、誰もが水辺の環境を実感し、水に親しめる「自然の学校」なのに。もっと身近な資源、環境を活かさなきゃ。(大塚恵美子)



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