「市民セクターによる地域づくりの実践」を学芸大で講義 東村山市議会議員 大塚恵美子
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2008 年 6 月 9 日    
「市民セクターによる地域づくりの実践」を学芸大で講義

東京学芸大の原子栄一郎先生(環境教育)の授業の一環を「生活クラブ運動グループ・東村山地域協議会」で受け持つことになり、講義を2コマ、2週連続で行い、私も講師で参加。
科目の「住み続けたい地域の学び」として、東村山という地域で生協に関わる人がどのようにまちづくりを行っているか、授業を通して伝えてもらいたい、というもの。20人の学生に「市民セクターによる地域づくりの実践」として「チーム・東村山の場合」を聞いてもらった。
1週目の講義では、「私たちの食べ物をめぐる状況は今?」として、フードマイレージをかけて食料を輸入する食糧自給率39%の実態、「私たちの食べ物はどこからくるのか」をゲームでつかんでもらう。そして、40年の歴史で生活クラブ生協は何を目指し、何を獲得してきたのか、東村山での活動を通じ紹介した。
2週目の本日は、@ワーカーズ・コレクティブのパンとデリカの店「グレイン」、ANPO・ACTたすけあいワーカーズ「ぽけっと富士見」、B生活者ネットワークが担当し、市民セクターによる地域づくりの具体例を話した。国産小麦のパンづくりをワーカーズという新たな働き方で13年の事業継続と次世代への継承について「グレイン」菅さんから、そして、年をとっても障害をもっても暮らし続けたいまちをめざし、日常の暮らしを支える地域福祉づくり、利用者の側に立った福祉の実践を「ぽけっと富士見」樋口さんが講義。        
そして私からは、ローカルパーティとしてのネットの活動、地域課題の解決に向けた調査、現場見学、ひと言提案といった手法で、市民セクター間の連携や行政へのコーディネート、市民自治の実現のための課題などを話した。
事例として、「石けん」使用に向けた活動や、「平和」への取組みとして「憲法学習会」、「六ヶ所村ラプソディ」上映、「平和のつくり方、戦争のつくり方」学習会の一連の取組みでグローバルな課題発信をしてきたことなどを挙げる。「石けん」では、先日の市長との懇談会や議会質問などを交えて話し、懇談会には学生たちがフィールドワークとして参加していることから、「わかりやすい」との感想をもらう。

授業の後で「グレイン」のパンと生活クラブの牛乳を味わってもらいながら、学生としばし懇談。共同購入の活動から、必要なものやシステムは自分たちでつくってきた実践、生活の道具としての政治への参画までの一貫性に驚いた、との声をいただく。
私たち自身も講義の形をとる中で、試行錯誤やネットワーク化、決してドラマティックではないけれど、私たちがほしかった地域づくりを、めげずにゆっくりながらも持続させてきた「チーム・東村山」の20年余りを振りかえるチャンスとなった。原子先生、感謝!(大塚恵美子)



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