2008 年
4 月
8 日
入学式と教育振興基本計画と
|
昨日は、富士見小学校の入学式へ、葉桜や桜散る中央公園を通って伺いました。 式場の59人の新入生の横の席で、ちょっと緊張して真面目なお顔の子どもたちを眺めていられた楽しい時間。2年生の歌とピアニカの合奏に迎えられて椅子に座る子どもたち、真新しい上履きの脚が床に付かない子もいます。親御さんの心づくしの晴れ着で、不安げな中にも興味津々の顔つきです。お返事も校長先生へのご挨拶もちゃんと出きるんですから、なんだか感心してしまう。最後の頃には、ちょっと疲れてあきてきちゃった様子もあるけれど、先生たちの一生懸命なフォローがあって、無事に終了です。心細いのか、隣の女の子や男の子と手をつないで歩く子もあってかわいい。小学校の入学式は、同じフラットの床の上で、式が行われ、小さな子どもたちと同じ高さの目線に近くて、ほっとする感じです。楽しいこといっぱいみつけてほしい、と思います。安心、安全な学校生活を、学校だけではなく、地域のおとなが学校を身近に感じて開放感を残し、自ら育つ力をもつ子どもの応援を傍らでできればいい。 富士見小には、娘と中学、高校が同級生だった若くて人柄のいい先生がいらっしゃるので、この学校を訪ねると彼の活躍をいつも目で探してしまうことも楽しみのひとつ。
本日は、荒れ模様、大雨の中の七中の入学式へ伺いました。七中は3クラス117名の新入生です。大変に毅然とした式でした。卒業式より時間は短いのですが、やはり中学生になるというのは、自らを思い出しても、緊張するものです。制服も着慣れないし、ランドセルではないし、違う学区からどんな子が来るのか、数学、英語、期待感もいっぱいだけれど、気持ちのハードルが高いのです。気疲れしているせいか、俯き加減でやや元気がない感じでした。無理しないで、ゆっくりでいいんだよ!と肩を抱いて励ましたい。 先生たちは、あっという間の3年間のいいスタートを、と願う気持ちに溢れているとは思いますが、ほとんど笑顔をお見せにならない、笑っている場合ではないということでしょうか。私が生徒だったら、距離置きなさいって感じがしてしまうようで怖いんだけどな・・・
それにつけても、4月2日に発表された改正教育基本法に基づく初の教育振興基本計画では、道徳教材の国庫補助制度の創設や小中学校の耐震化1万棟、留学生30万人増計画などが羅列されるが、肝心の教員定数の拡充を含む日常的な教育予算を増やすことは明記されていない。わが国のGDP比に占める教育費はOECD平均の5%に対して3.5%とされているのに、こういうことは棚にあげられたままだ。委員や文科省内からも「教育予算の拡充を書かない答申では意味がない」と指摘されるほどだ。先生たちの顔が今ひとつ憂い顔に見えるのは、管理の強化に加え、人材も予算もつけない国に対しての深いため息なのではないだろうか。(大塚恵美子)
|
|
|
バックナンバー 最新20
|