2008 年
4 月
1 日
前我孫子市長・福嶋浩彦さんに学ぶ議会の変革
〜市民と議員の条例づくり交流会議〜
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お花見日和の土曜日、法政大学で開催された「予算改革をはじめよう!」に参加した。180人の参加があり、同僚市議の佐藤さんと同席する。 福嶋浩彦さんのお話は「市民自治と予算改革」。2007年1月まで3期12年市長を努められた我孫子市の刺激的な実践を伺う。 豊かな地域をつくるための「市民自治」は永遠の目標であり、徹底してあらゆる分野に日常的な市民の直接参加が必要とのこと。なんといっても予算は行政の基本であり、そこにこそ市民の参加が極めて重要である。具体的には、予算編成過程の公開とパブリックコメントだが、新規事業において各課の予算要求をHP等で公開し、査定の都度パブコメを求める、これを段階を追い計4回実施した後の予算案を市長提案されたそうだ。予算編成のプロセスからの市民参加、そうかそういうことか、通常行っていることを、つぶさに公開するのだから別段ハードルが高いことではないかもしれない。しかし、猛烈な作業であろうことは察しがつく。 議会って、そういう時もすぐ「議会軽視」とかいうけれど、選挙で市長を議員を全て白紙委任した訳ではないので、常設型住民投票条例は必要、という考え方もよく理解できる。市民の自分の要望から出発し、まちづくり全般へと拡がる、ということになろうか。 2元代表制である自治体議会に「与党」「野党」はない、と前市長がいうのだ。つまり公平にどの会派とも対峙してきたということ。議会と市長は車の両輪ではない。予算議会でもほぼ原案訂正がはいったそうだ。市長vs議会によってこそ議会が機能するということだ。そんなことわかっているはずだが、現実は与党・野党はっきり色分けしたがるのが、うちの議会を含む多くの議会であろう。議会内で手の上げ下げにばかり固執する。極めて内向きのエネルギーばかり使っている。 福嶋さんご自身がいうのだが、いまや改革派の市長の時代ではなく、議会自らが説明責任を果たし、変わらなければだめだ、改革をリードしていかないと、と。つまり、ヒーローが交代した途端、初期化してしまう議会や行政では途半ばということだ。 しかし、17の議会では既に議員同士の自由討論を実現させていると聞く。「議会としての総意」で首長提案を修正することにより、議会の力は飛躍的に大きくなる。 話は具体的で机上論ではないため、「おーそうやるか!」とイメージがくっきり浮かぶ。しかし、現状の当市、当市議会のどこから始めていけるのか。目下、議会運営委員会では「議会改革」について議論の最中だ。一応自由討論の形になっている。でも限られたメンバーに過ぎないし、視察に行った栗山町、これから予定されているらしい伊賀市への視察をどう活かし、具現化させていくのか。同じ議会の中にあって、今ひとつ「あー痒い、手が届かない」近くて遠い議会改革の手法である。 まずは、極めて特殊といわれるありのままの当議会の様子をインターネット配信などで公開し、自ら防御しタガをはめてきた議会自らの変容を、自ら解かなければならない。議会運営委員会の一定の整理のあとに全員協議会などが欠かせないのではないか。そういったことをやれないで、議員定数の削減だけを特別委員会で議論すること自体がおかしいのである。2008年度はほんとうに東村山でも議会改革のスタートの年に!したい!(大塚恵美子)
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